■最新解析機器の取扱と解析技術研修への参加公募

※掲載準備中

■目的

 海外鉱物資源開発に係る我が国企業の職員、大学研究員等に対し、専門的技術能力、情報収集・解析能力、交渉能力及び人脈の育成の向上を図ることを目的として、昨年に引き続き「最新解析機器の取り扱いと解析技術研修」を開催します。

■研修内容

秋田県小坂町の金属鉱業研修技術センターに設置されている電界放出型電子線マイクロアナライザー( FE-EPMA)は、固体試料表面に電子線を照射し、表面の組織や形態の観察と元素分析が可能であり、微小領域分析に欠かせない分析装置です。

このような装置による分析方法は、鉱石に含まれる資源にとって有用な元素の分布や含有量の測定といった資源分野、金属材料などの不均質性の把握といったセラミックスや半導体材料の分野などで広く用いられます。近年では、従来のEPMAよりも高分解能での微小領域分析が可能なFE-EPMAが普及し、資源や材料分野だけでなく、環境汚染に関わる微小粒子の形態や化学組成分析といった環境分野でも広く使用されています。さらに、現在は、パソコンの性能向上により装置の操作性が向上し、簡便に多量の微小領域分析データを取得することができるようになりました。

しかし、その反面、測定結果の管理や精度議論が疎かになりやすいといった問題があります。このような測定結果の管理に関わる精度の検証のためには、分析装置の仕組みや観察・測定の原理の知識が必要なケースがあります。

そこで、本研修では、最新のFE-EPMAを用いて、分析装置の仕組みから測定原理、測定精度と結果の取り扱いについて、以下に示す項目の解説と分析実習を行います。

 

  対象機器:日本電子製 JXA-8530F

(1)フィールドエミッションを電子源とする電界放出型電子線マイクロアナライザー(FE-EPMA)の装置原理と分析に関する研修(機器操作研修含む)

 (2)FE-EPMAによる表面分析の手法に関する研修(データ管理)

(3)FE-EPMAによる機器分析の試料調整及び装置保守等の研修(装置運用)

 

 

なお、本研修は、一般財団法人秋田県資源技術開発機構及び秋田大学国際資源学教育研修センターの支援協力を得て実施します。